01.
地球に
やさしい
植物にやさしい栽培環境
アメーラの栽培では、苗は隔離された育苗用のテラスで育て、決められた水・温度・光・CO2 を完全自動化で精密に管理しています。そのため、大事な苗の期間に農薬を使うことなく、害虫や病気を防ぐことが出来ます。
成長した苗は、クリーンな環境のハウスに移動します。ハウスには病気にかかりにくいよう に十分な風の通り道をつくり、通路には、土ぼこりがたたないよう全面に保護シートを施してあります。
環境にやさしい栽培技術
栽培する土は、ヤシの実の殻の繊維を発酵させた「ココピート」です。通気・保水・排水性にも優れたこの土に、与える水と、独自の養液システムを調整することで「廃液ゼロ」に近い状態で栽培をしています。100%植物由来のココピートは、栽培が終わった後、粉砕した葉茎と一緒に堆肥にして地域の農家の方々に利用いただいており、地域循環型農業の一翼も担っています。
また、先進的な取り組みとして、ハウスの暖房の燃料に従来の重油暖房と木質バイオマスを併用する「ハイブリッド暖房技術」を確立し、該当農場では化石燃料の使用割合を50%程度に削減する実績を出しています。
未来の環境を考えた農業へ
アメーラの生産性と品質の向上のために、従来のクリーンなハウス栽培に加え、全農園にICTと統合環境制御の導入を行っています。
また前述のハイブリッド暖房のほかに、光合成に必要となるCO2施与を従来の化石燃料を由来とする方法から、生ガスを植物へ直接施与する方法へ切り替えを行い、導入した一部農場ではアメーラの効率的な生産をしつつ、化石燃料の使用量の削減を実現しています。
サンファーマーズは未来の環境を考えた農業へ一歩ずつ前進しています。